概念設計について
データベース設計者は、データベースに永続化するデータを同定した後、つぎにデータがどのように互いに関連しあっているかを決定しなければなりません。この作業を行う際に、データベース設計者は一般的にはデータ間の従属関連を同定します。このような従属関連でむすびついているデータは、一方のデータの一部分の情報が他方のデータに依存しています。すなわち、依存元のデータの一部分の情報が変われば、依存先のデータもまた変わるからです。 氏名と住所の一覧の例を考えると次のように前提します。
2人の人々が同一の住所をもつことができる。
1人の人は2つの住所をもつことはできない。
この前提のもとでは、氏名は住所に従属しています。 なぜなら、住所が異なれば、その住所と関連している氏名もまた異なっているからです。 しかしこの逆は必ずしも真ではありません。 すなわち、氏名が異なっていても住所が同一である可能性があります。